Eriko Ito

東京の、とあるソーシャルセクター(中間支援NPO)に勤めて約6年。期間限定でSeattleのNPOに参画後、帰国して出産しました。NPOスタッフが感じるあれこれを発信していきます。

(~産後2か月目まで)産後2か月にかかる「ちょこちょこ買い」費用、大公開!

第1回、第2回と続き、いよいよラストです~!私の場合は、産前に比較的買ったものが多かった&お下がり・プレゼントが多かったこともあって、退院後はあまり購入してなかったみたいです。(この時期の記憶がない)

 

という訳で、今回で産後2か月目までに買ったものがまとめ終わります!

産後3週間目の購入リスト(合計16,700円)

・ガーゼタオル(1000円)

 (実際に買ったのはこれじゃなかったんだけど…夫のアカウントから買ったのでリンク見つけられず!汗)

実際、こんなにいるのかなーと思っていましたし、タオルはプレゼントでたくさんいただけるので実はこんなに買わなくても良かったのかも、と思いますが、

私、ズボラな性格なので、

・お風呂場に数枚

・ベビーベットに数枚

・リビングに数枚

・お出かけバックに数枚

…と、使いたい時にすぐに使えるよう、あちらこちらに常備しているのでこれぐらいあってよかったな~という感じでした。

赤ちゃんが深夜、急にミルクを「ごぷっ…」とか吐いた時にタオル取りに部屋を離れるなんて、そんな冷静な動きをするのは新米ママには無理!笑 

きっと、シーツとかで拭いちゃってただろうなぁ…。。笑

それと、「あぁ、、、洗濯しなきゃ…」というプレッシャーからも解放されるので、タオルは多めに準備しておいてよかったと思います。

・生理用ナプキン(700円)

 悪露シートが無くなっても、まだちょこちょこ悪露が出ていたので今後も使える生理用ナプキンを購入。1か月経っても悪露が全て出きらずに最終的には産科医から悪露を全部出すための薬が処方されました。。(その後、急に大量の悪露だか経血だか分からないものが出てきて超焦る…。産後は安静にしているのに限ります…)

・ミルク(10,000円)

 私が調べた中では、この特別パックが一番最安値。そもそも明治のほほえみシリーズは他の粉ミルクと比較して高めです。キューブタイプは更にちょっと割高…が、この利便性には叶わない…。

赤ちゃんにも味の好みがあるので、この大容量セットをいきなり買って「全然飲まなかった!」となるよりは…と思い、まずは小さめ容量&様々なブランド(3~4種ぐらい試したかな…)の試供品を貰い、飲めるかを試してみました。…が、うちの子は「大体なんでも美味しい♡」みたいなこだわりの薄い子だったので(笑)、利便性重視でこのブランドを使うことにしました。

完母(母乳のみで育てること)を目指している人は、もしかしたら大きすぎるかも。産後3週目ぐらいだと、母乳があまり出ていなくてもこれから増える可能性もあるみたいなので、「完母でがんばるぞ!」と思う人は小さめのを買うと無駄がないかなぁと思います。

私は、産後ずーっと母乳が出ず、授乳の度に赤ちゃん大激怒(w)だったこともあり、母乳:ミルク=2:8ぐらいで育てていたのでこのサイズでちょうど良かったかなぁという感じです。

・おむつ(5000円)

 前回、低価格帯商品を買って、夜中のおしっこ漏れに「がーーん。。。orz」となったのを教訓に(笑)、うちの子の体に合ったブランドを追加で買いました。

赤ちゃんにもよりますが、おむつ替えの頻度は平均10回/日ぐらい。(母乳・ミルクを飲む度に交換しているイメージ)

そんなに替えないこともあるので、誤差含めて1か月弱はこれでもつかな、という計算で、Amazon定期おとく便を使用しています。(オムツが15%OFFになります。これは大きい。)

定期おとく便を使用すると、大体15円/枚まで下がるので他のブランドのものをスーパーで購入するのと大体同じぐらい。まあ、それならいっかな、ということで今でもこれを使用中です。(定期便を使わない場合は、18円/枚。1か月あたり900円前後コスト増になります) 

産後4週間目の購入リスト(合計17,850円)

産後4週目は、1か月健診があるため「いよいよ赤ちゃんと初の遠出!」の準備でまた何かと物入りです。(笑)

・調乳用お湯を持ち運ぶ水筒(2,200円)

 「水筒なんてなんでもいいでしょ~」と思っていましたが、世の中にはいろんなニーズに応えた多様な商品があるんですね、、調乳用の専用の水筒等も発売されていました。

色々選択肢がある中で、

  1. 6時間後の保温率の高さ
  2. 注ぎ口の形状(注ぎやすさ)
  3. ふたの開けやすさ

の3点で比較して、このブランドにしました。

ミルクは、70度以上のお湯で調乳するのが推奨されているため(これはWHO推奨なのでグローバル基準みたい)、「6時間、70度以上を保てる商品」という基準で探しました。

(「出かける前にミルク⇒3時間後にミルク⇒6時間後にミルク⇒9時間後に帰宅」という丸一日お出かけの日だったとしても調乳に適した湯温を保てているもの。)

また、赤ちゃんギャン泣き(w)の中で、片手で調乳しなきゃいけない事態も想定して、②、③も重視。実際、電車に乗ろうとした瞬間に泣き出して、駅のホームでしゃがみこみながら、片手にグズグズ泣く赤ちゃん+片手で調乳したことがあるので、この基準は間違ってなかったw(回すタイプの蓋よりもワンタッチ式にして良かったです。。)

・ペットボトルカバー(650円)

トルネ ペットボトルカバー カラフルドット P-3303

トルネ ペットボトルカバー カラフルドット P-3303

 

 調乳用のお水を持ち運ぶためのペットボトルカバー。冷蔵のお水だと適温まで下がらず、結局流水で下げなければならないので、「冷凍したお水のペットボトル」を持ち歩いで冷たい水で調乳するようにしていました。「お湯」と「流水」を確保するのが大変難しいので…。。

・授乳イス(レンタル。15,000円)

 これ、レンタルして良かった便利グッズのうちの一つ!!深夜の授乳って結構しんどいんですよね。。せめて姿勢だけでも楽したい…ということで、百貨店でよく導入されているこちらの椅子をレンタルしました。6か月間で15,000円。それまで布団の上に正座か、ベッドに腰掛けるか…という感じだったので、「背もたれがある」「赤ん坊の頭を支えられる丁度いい高さにひじ掛けがある」というこの2点でかなり楽になりました。

無いなら無いでなんとかなるけど、私はレンタルしてよかったなぁ~と思います。

産後2か月目の購入リスト(合計48,400円)

・ミルク(20,000円)

 ストックも含めて2箱を購入。これもAmazon定期おとく便にして多少安く買っています。(商品3点以上を定期便にすると5%OFFになります。オムツはいつでも15%OFFですが、それに加えてミルクとお水も定期便に。)

・ベビーバスチェア(4,000円)

 1か月が過ぎると、沐浴ではなく、大人と同じお風呂に入れるようになります。沐浴中に夫がぎっくり腰になったこともあって(汗!)、早々にバスチェア方式に切り替えました。笑

先輩ママが使っていて、使いやすそうだったのでこちらを購入。他の商品は手すりやら、部品やらが色々ついていて清潔に保つのが難しそうだったので(ズボラすぎる…)、お手入れが簡単なこちらにしました。便利!

・母乳保存袋(700円)
ピジョン Pigeon 母乳フリーザーパック 40ml 20枚入 滅菌済なので衛生的

ピジョン Pigeon 母乳フリーザーパック 40ml 20枚入 滅菌済なので衛生的

 

 搾乳した母乳を保存するためのフリーザーパック。旦那さんに預けて出かける予定があったので、念のために購入しました。…が、そもそも母乳がほとんど出ないタイプだったので搾乳もハードルが高すぎて、ほとんど使いませんでした。。完母の方は買っておくと便利みたい。

・おむつ(Sサイズ)(5000円)

 以前に買ったものはまだ残っているものの、体重的に新生児用が使えなくなる可能性も考えて早めに1サイズ上のものを購入。結果、新生児用を使い切ってからこちらのSサイズを使い始めましたが、早めに買っておいて良かったなぁ。

・ほ乳瓶(5000円)※3本

 使っていたほ乳瓶(小)は160mlの容量だったので、そろそろサイズアウトかなと思い、大サイズを購入。

・ほ乳瓶用乳首(1か月~用)(2000円) ※2個

購入したほ乳瓶に付属している乳首は、3か月以上の子向けなので、Sサイズを購入。ほ乳瓶4本をローテで使っているので、2パック購入しました。

・母乳パット(700円)

 母乳パットが無くなったので購入しましたが、結局ほとんど使わなかった。。(母乳が止まったので)買わなくても良かったなぁ。。。

・調乳用純水(2300円)
 ・ベビーカー用保冷シート(3000円)

 ベビーカーに乗せた後、背中がすごい汗だくだったので…!保冷剤が冷たくなりすぎるので、おくるみを引いたりして調整しています。

・ほ乳瓶用スポンジ(400円)
ピジョン スポンジブラシ 2WAYタイプ プラスチック製哺乳びん専用

ピジョン スポンジブラシ 2WAYタイプ プラスチック製哺乳びん専用

 
 ・ほ乳瓶用洗剤(1500円)※2個
アラウベビー泡ほ乳ビン食器洗い替え

アラウベビー泡ほ乳ビン食器洗い替え

 
 ・ミルトン錠剤(1500円)
Milton CP チャイルドプルーフ 60錠

Milton CP チャイルドプルーフ 60錠

 
 ・ベビーローション(2300円)

 …安いベビーローションでは治らなかったので(笑)、高めのを購入。効果てきめんでかなり良くなりました!

先輩ママたちからは「小児科を活用してるよ~!」とのこと。保湿剤・ワセリンなど小児科で相談すれば貰えるようです。今度からそれを活用してみよーっと!

※ただし、産後1~2か月のタイミングは会社によっては保険証がまだ届いていない場合があるため、皮膚科に行くと医療費の払い戻しが結構めんどうです!(あー、、やらなきゃ。。。億劫…)

…なので保険証と医療証が届くまでのつなぎとして、赤ちゃんの肌にあったベビーローションを買うのはいいかも。

 

 

…ということで、

  • 産前の事前購入+出産準備にかかった費用:62,400~133,200円
  • 産後1か月目でかかった費用:42,190円
  • 産後2か月目にかかった費用:48,400円

 

【合計 152,990円~223,790円】が、私が産後2か月にかかった費用(プレゼント・お下がりでいただいて節約できた分も含む)でした。

私は基本、ミルク育児のため「粉ミルク代」と「調乳用お水代」、「ほ乳瓶代」等が少し高めにかかっていると思います。

…が、こればっかりは生まれてみないとどうなるか分からない。汗(私も完母じゃなかったとしても、完全ミルク育児になるとは全く想像もしてなかったので…)

そんな不測の事態も含めて、産後のことを妄想しておくのがいいんじゃないかなと思いました。

******************

…という訳で3回に渡って、リアルAmazon楽天購入履歴をまとめてみました!

「思った以上に買ってる!汗」というのが私の素直な感想です(笑)こんなにかかっているとは!

ちなみに、この他に「ベビー用品・洋服のおさがりをくれた人へのお礼(商品券)」等々、Amazon購入履歴に残っていないお金もかかっています(笑)

なので、「産後、使いそうだな~買おうかなー」と思っているものに関してはまずはFacebookで「お下がりくれる人、いませんか!?」と呼びかけてお下がり・プレゼントで貰うのがいいと思います。。

 

みんなでベビーグッズ回していきましょう~!笑

(~産後2週目)産後2か月にかかる「ちょこちょこ買い」費用、大公開!

産後の「ちょこちょこ買い」費用、前回は、産後0日までのAmazon楽天の購入履歴を公開しました。

産後1か月は基本的には外に出ないので、頼みの綱はAmazon楽天です。(私が1か月間で外出したのは1回だけ。徒歩5分のスーパーに行った時のみでした)

 

…という訳で、これから出産の方に向けて「ちょこちょこ買い」リスト、第二弾は産後2週目までに買ったものをまとめてみました。

前回は悪露シートだの、母乳パッドだの、赤裸々に公開してきましたが、今回も恥じらい一切なしのリアル購入履歴です(笑)

 

産後1週間目の購入リスト(合計2,770円)

 ・ニップルシールド(1620円)

産院でも、産後ケアセンターでも使用されていたのがこちらのブランド。ちなみに先輩ママも「私はこれ使ってたよー!」と教えてもらったので、シェアは高いんじゃないでしょうか。サイズがあるので購入前に助産師さんに相談してみるのがオススメです。

ちなみにこれは、授乳中に乳首が切れて激痛の中授乳しなければならい時に保護してくれる役割があったり、そもそも授乳に適した胸じゃない場合にサポートとしてつけるものです。後者の目的の場合は、産院によっては「赤ちゃんがニップルシールドに慣れてしまって直母(直接、母乳をあげること)が出来なくなる」として、使用を推奨しないこともあります。

とはいえ、赤ちゃんが直母で飲めない場合は成長の鈍化に繋がるので、「直母+シールド+ほ乳瓶(ミルク)」のあの手この手を尽くして飲んでもらってました。直母の時は全然飲めないので、赤ちゃん、大激怒w

 

・ほ乳瓶用洗剤(600円)
アラウベビー 泡ほ乳びん食器洗い 本体 500mL

アラウベビー 泡ほ乳びん食器洗い 本体 500mL

 

 ほ乳瓶用の洗剤は、通常の洗剤でももちろん大丈夫ですが、まあ、なんとなーく買っちゃいますよね。笑 通常の洗剤は「野菜洗い用」という用途も書かれているぐらいなのでそんなに神経質になることも無いけれど、泡切れが悪い気がした+ほ乳瓶専用のものは多少口に入っても大丈夫らしい、ということで購入しました。

…が、このブランド、ドラッグストアー等には全然売っておらず、急いで詰め替え用を買おうとした時にちょっと困りました。。ドラッグストアーで一般的に扱われている、ピジョンのほうが何かあった時にすぐ買えて便利かも、と思います。

ピジョン ほ乳瓶ブラシ(乳首用)(230円)
ピジョン 母乳実感 専用乳首ブラシ

ピジョン 母乳実感 専用乳首ブラシ

 
 ・ほ乳瓶ブラシ(320円)
オーエ マイパスティ3 哺乳瓶・グラスブラシ

オーエ マイパスティ3 哺乳瓶・グラスブラシ

 

 ほ乳瓶ブラシは、本体用と乳首用の2種類を購入。最初に使っていたほ乳瓶(小)がガラスだったのでガラス用のを買いましたが、ガラスのほ乳瓶はすぐに卒業したのでお払い箱に。。。最初からプラスチック用のブラシを買うべきでした。。

 

産後2週間目の購入リスト(合計4,870円)

 ・メデラ 乳頭保護クリーム ピュアレーン(1,080円)

 ニップルシールドは使用していましたが、それでも痛い…!んです。

この「メデラ」というブランドは妊娠前までは全く知らなかったのですが、出産後にちょこちょこ目にするようになりました。

ケアセンターのスタッフも、自施設で販売している保護クリームがあるのに「効き目はダントツにピュアレーンの方が上なので、ここで買わずにAmazonで買った方がいいですよ」と言ってくるほど。メデラは出産後関連グッズでシェア高いブランドのようです。

・おしゃぶり(700円)
 ・おしゃぶり用のヒモ(1000円)

おしゃぶりは、賛否両論あるようですが、私はあまり気にせず使っていました。おしゃぶりを止めた方がいいという人の理由としては、

  • 歯並びが悪くなる
  • おしゃぶりに依存してしまう(止められなくなる)

の2つが代表的なもののようです。

…が、もうとにかく便利グッズは導入しよう!という方針の私は(笑)、「歯並び…。。うーん、歯が生える時期までに止めればいいかな!」というテキトーな感じで、購入しました。笑

 結果、すっごく使っているかと言えばそんなこともないですが、泣き止まない時にあの手この手を試す一手の一つという感じで、買って無駄になったものじゃないなと思います。

・おむつ(1500円)
パンパース オムツ テープ さらさらケア 新生児(~5kg) 114枚

パンパース オムツ テープ さらさらケア 新生児(~5kg) 114枚

 

 産院では、パンパースの「はじめての肌へのいちばん」を使ってましたが、ちょっとケチって(笑)安い方を購入。…が、これは失敗~~。赤ちゃんの体とのフィット感が悪くて夜中におしっこ漏れが…

このオムツがダメということではなく、同じブランドであっても大きさや形が違うので赤ちゃんの体形に合ったオムツを選んであげることが大事、ということだと思います。(他にもムーニー、グーン、ゲンキ等、一通り試しましたが、私的にはパンパースの「はじめての肌へのいちばん」が使い勝手が良くてオススメでした)

昼間に使うようにして、なんとか全部使い切った…!

・ベビークリーム(590円)
ジョンソン ベビーローション 無香料 300mL

ジョンソン ベビーローション 無香料 300mL

 

これも使い切らずに別のものに変えたので、ちょっと失敗したなぁ…というお買い物。笑

わが子は皮膚が弱いらしくて、乳児湿疹が。。。そんな時にプレゼントでもらったオーガニック(高級)ベビークリームをつけると、あらびっくり…すぐに良くなりました。。わが子の健康には変えられない、、と後ほど買い替えたので肌に触れるものはケチらず、良いものを買おうと決意しましたw

 

…ということで、産後2週目までに買ったものは、合計7,640円でした!

このあたりから、消耗品の購入が増えてきたのですが、赤ちゃんグッズは一度使い始めるとブランドスイッチしにくいからか、消耗品こそ試供品がたくさん手に入ります。色々なブランドがあるので、せっかくだったら試供品を手に入れて試したうえで、購入していくのがいいんじゃないかなぁと思います。

 

(産前~産後0日まで)産後2か月にかかる「ちょこちょこ買い」費用、大公開!

6月に娘を出産して早2か月…!あっという間すぎてビックリしていますが、それ以上にビックリしているのが「異常なほど溜まるAmazonの段ボール」。。。

 

Amazon Prime会員なので、「あ、これ必要だな」と思ったらノータイムポチリ。楽天Amazonでの買い物量はここ二か月で過去最大量です。

 

産前から色々な人に「産後はちょこちょこお金がかかるよ~」と言われてたけど、実際に「どんなものに」、「いくらぐらい」かかるのーーー??と思っていたので、これから出産される周囲の方に向けて、私のAmazon楽天の購入履歴を大公開!笑(これ、ニーズあるのかしらーー。。。笑)

 

【産前の準備(入院中用)】合計11,200円

 入院用に買わなきゃいけないものは産院によって違うと思いますが、私の産院は「手ぶら入院」が基本だったのであまり買ったものは無く。でも、「自分で買って用意してきてください」という産院だったら1万円前後は入院準備にお金かかるんじゃないかな~と思います。

□購入したもの(合計5100円)

 ・抱き枕(3900円)

抱き枕ですが、「授乳クッション」にもなるので購入。実際には新生児は小さすぎて、この授乳クッションだけでは高さが足りず、家にあったクッション+バスタオル2枚を使って授乳時に高さを出していました。授乳クッションがないと肩が凝るので、とってもオススメ!(産院には持っていきませんでした。ドーナッツクッションとともに用意されていたので!)

・産褥ショーツ(1200円)

産院でも2枚プレゼントされるのですが 、「汚れたら手洗い+乾燥になるので、足りないと思います」と助産師さんからのアドバイス。念のため、やっすいやつを買っていきました。ちなみに診察が毎日あるため、通常のショーツでは代替しにくい…ので3~4枚は用意していくのがオススメです。。

 

□産院で用意されていたもの(合計 6100円)

・産褥パッド(Lサイズ)2パック(合計600円) 
アメジストマタニティ オサンパット フルーツレモン L 5枚入

アメジストマタニティ オサンパット フルーツレモン L 5枚入

 
 ・産褥パッド(Mサイズ)2パック(合計1000円)
アメジスト オサンパット メロン M 10枚

アメジスト オサンパット メロン M 10枚

 
・産褥パッド(Sサイズ)2パック(合計 600円) 
アメジスト オサンパット ストロベリー S 10枚

アメジスト オサンパット ストロベリー S 10枚

 
 ・母乳パッド(700円)
 ・授乳ブラ(2000円)
・産褥ショーツ2枚(1200円) 

実際に用意されていたのはこれじゃないですが、2枚、プレゼントで用意されていました。

 

やたら沢山、産褥パッドが並んでいますが(笑)、私の場合は全部使い切ったぐらいでした。助産師さん曰く、「悪露の量は通常程度」とのことだったのでこれぐらいは使うんじゃないかなぁ~と思います。 

あと、母乳パッドも必須。私は母乳がうまくでなくて完全ミルク育児に切り替えたのですが、それでも何故か洋服が汚れた…

正直、出産前は「これ、本当に必要なの?」とか、「何に使うんだろ~」、「なくても困らないんじゃない?」と思っていましたが、ほぼ全ての産院で準備されている/されるように言われるものは、やっぱり多くの人にとって必需品なんですよね。。ここは節約せず、しっかり持って行った方が良いと思います。。

【産前の準備(退院直後から使うもの)】合計51,200~122,200円

退院直後におうちで使うだろうな~と思ってネットであらかじめ買って、家に準備しておいたものたち。

これも、産院からのプレゼントもあったので買わずに済んだものもあります。

□自分で購入したもの(合計47,300円)

・赤ちゃん用ボディーソープ(600円)

・ 母乳パッド(800円)

・おしりふき(500円)

・おむつ(1300円)

・粉ミルク(400円)

・調乳用純水(2100円)

・ベビーバス(1800円)
 ・調乳ポット(3800円)
コンビ 調乳じょ~ず 70HW

コンビ 調乳じょ~ず 70HW

 
 ・ミルトン容器(1500円)
ミルトン 専用容器

ミルトン 専用容器

 
 ・ミルトン消毒用錠剤(1500円)
Milton CP チャイルドプルーフ 60錠

Milton CP チャイルドプルーフ 60錠

 
  ・バウンサー 3000円(中古で購入)
・ベビーカー、チャイルドシート 30,000円(中古で購入)

 

□産院からのプレゼント(合計3,900円)

 ・おしりふき 6個(合計800円)
水99.9% 水分たっぷり おしりふき 厚手 60枚入×3個 (日本製)

水99.9% 水分たっぷり おしりふき 厚手 60枚入×3個 (日本製)

 
 ・赤ちゃん爪切り(800円) 
 ・赤ちゃん用鼻水吸引器(800円)
 ・おむつ替えシート(1500円)

 …意外に結構かかってる。。

 

□おさがり、プレゼントで貰ったもの(~70,000円くらい?)

・お洋服(短肌着、長肌着、おでかけ用)全10着ぐらい
・スタイ 全15枚
・おくるみ 3枚
・スリーパー
・赤ちゃん用バスタオル 2枚

上記あたりは、おさがり+プレゼントで頂いたので、かなり節約できていましたが、これも買うとなると+10,000~20,000円ぐらいかなぁ。。

 

また、金額は不明ですが

・ベビー用ふとん(相場10,000円くらい?)
・ベビーベッド(私が買った、木のしっかりした造りのベビーベッドは相場10,000円くらいから購入可)

を頂けたのは大変ありがたかった。。(買うとなると、この二つがかなり高い…)

 

その他にも

ピジョン ほ乳瓶 2本(3000円)
ピジョン ほ乳瓶除菌(電子レンジ用)(1,500円)
【日本製】コンビ 電子レンジ除菌&保管ケース 除菌じょ~ずα バニラ
 
 ・搾乳器(3,300円)
・スリング(7000円ぐらい)
キャリーミー!コットン100%ストライプ ブラック(M)
 

 ・抱っこ紐(9,000円)

バディバディ Buddy Buddy 快適かんたん4way ブラック L3080

バディバディ Buddy Buddy 快適かんたん4way ブラック L3080

 

上記もおさがりで頂きました。除菌じょ~ずは、ミルトンがあるのでまだ使っていませんが、これから活用される予定。

 

結論

…ちょ、ちょっと長くなったので次回に続きます…

 

が、62,400~133,200円ぐらいが「もし、うちが全部新品で買ったら」赤ちゃんを迎え入れるためにまずかかる費用、という感じでした。

 

ベビーカーやベビーベッド、スリング・抱っこ紐など高価なものをいかにお下がり・プレゼントで手に入れるかが、節約のキモになりそうです。

 

また、そもそもベビーベットは不要!とか、バウンサーも使わない!みたいな家庭もあると思うので家のつくり/方針に合わせて差し引いていくと、予算感が見えてくるかなと思います。

LGBTは許せる差別か。ウーマンラッシュアワー村本氏とフローレンス駒崎氏の「保毛尾田保毛男」問題

ウーマンラッシュアワー村本さんとフローレンス駒崎さんの一連のやり取りをみて、そして更に駒崎さんに対する批判コメントをみて、愕然とする。

f:id:ErikoKawaguchi:20171010221941j:plain

 

 

f:id:ErikoKawaguchi:20171010222002j:plain

 

 

f:id:ErikoKawaguchi:20171010222014j:plain

ひえーーー、、日本人ってここから再教育しなきゃいけない人がいるの…?この手の層が発言力を失って世代交代するまで数十年を要することを考えると、もし子供がLGBTや、その他日本人から差別的に受け取られる指向性を持って生まれたら、速攻で一緒に海外に逃げるレベルだわ……

”差別する側”の言い分①-他にも差別あるじゃねーか問題

そもそも、こういう差別・偏見が問題になった時に出てくる論点トップ2が、

  • それ言うんだったら、アレとコレとソレも差別になるじゃねーか!
  • 俺も差別・偏見を受けてる。でも頑張ってる。みんな同じだ!どうしてお前だけ被害者面して社会に訴えるんだ!(ずるい!むかつく!なのかな?心の声は)

というものだと感じていますが、

前者に関しては、「コレはコレ。ソレはソレ。」でしかない。数多ある社会問題を同じ土俵で議論することは出来ないし、そうする意味がない。

何故なら、その社会問題が起きている背景も違えば、その差別による被害・深刻度も変わってくるから。苦しんでいる人がいる。その事に向き合って、一つ一つを「別の問題」として捉えて対処していくしかない。だから、「社会問題の完全解決」は難しいんだと思う。

実際に駒崎さんのコメント欄の中にあった、「コレはコレ、ソレはソレ」じゃない?と思った駒崎さんへの批判コメントはこちら。

では、酔った人のモノマネやコントにも腹を立てますかね?アル中の人が怒りますか?あなたらみたいに、きれいごとで片づけようとしてる人こそ差別にびびっている差別者なんですよ。 

すぐ忘れる人のマネはADHDの人が嫌がりますか?人の気持ちを理解できないおバカキャラアスペルガーの人が嫌がりますか?天然なキャラは天然の人が嫌がりますか?おもしろいカツゼツで離すコントは、きちんと話ができない人が怒りますか?ハゲの漫才はハゲが怒りますか?

 色々な階層の「差別」がごっちゃまぜになっていて、これでは議論が出来ません。まずは、「議論の前提」の整理が必要です。

 

”差別する側”の言い分②ー俺も我慢してるんだ!問題

二つ目によくあるのが「俺も我慢してきたんだ!」という主張。俺だって、色々な差別を受けている!でも乗り越えてる!だからお前も我慢しろ!

 

こういう主張の人が現れた時に、いつも言ってあげたくなる事が、

「あなたも我慢しなくてよいんだよ。」ということ。もし、その人がそのことで本当に苦しんでいるなら、誰かに助けを求めてもいいと思う。そして「自分では解決できない、社会構造のはざまで苦しんでいる人」がいれば、それは”社会課題”なんだと思うんです。

それは学歴差別や人種差別、その他、色々な差別が当てはまります。そして、多くのソーシャルビジネスは、そんな人たちを目の当たりにしてしまった、”気づいてしまった人”たちが創業者となって、そんな人たちが苦しまなくて良いように事業を進めています。

だから、もし「俺も差別を受けてきた!苦しんでいるんだ!」と思って、この問題に声を挙げている人がいるならば、その声の挙げ方と挙げる方向性をもう一度、考えてほしい。

同じく苦しんでいる当事者に対してではなくて、あなたの苦しさを助けてくれる人・組織、もしくは世の中に対して発信して、その差別の解消に少しでも声をあげてくれたらいいなと思います。

”非当事者”が社会課題に関わることの重要性

二人の議論の中では、「当事者じゃねーくせに、善人面してんじゃねーよ!」みたいな話もあるそうです。ここに関しては、「苦しんでいる当事者に、そんなパワーはない」と断言したい。(稀に、その苦しさをバネにできる方もいらっしゃいますが、100%ではない。)

どんな人にも良い時と悪い時がある。(体調だったり、運気だったり、なんでも)そして悪い時に助けてくれるのは、大体において「非当事者」です。

非当事者だろうが、当事者だろうが関係なく、「その問題をなんとかせねば!」と思って、何かしたいと思う。そう思った時点で「全員が当事者」であると思います。

これが「当事者意識」と呼ばれるものですよね。(もはやソーシャル業界の人には必須すぎて、あえて書くのが恥ずかしくなった。笑)

困っているのは自己責任?

もう一つ。今回のLGBT問題ではあまり出てきませんが、社会課題の話が議論になると良く出てくるのが「自己責任」問題。

例えば、シングルマザーの相対的貧困の課題に対しては「離婚したのは自分。だから自己責任」といった論調が必ず出てきます。

 

いやいやいやいや!!(汗)そんなの、わかんないでしょ!だって離婚した背景なんて夫婦にしか本当のところは分からないんだから!(汗)DVや性的虐待、色々な問題が背景にある場合があります。

 

社会課題は構造が複雑すぎて「何が本当の原因」か明確には分からないものも多い。多くの要素が複雑に絡み合って、ある条件が成立してしまった時に”たまたま”当事者になってしまうものもある。

だからこそ、「全ての社会課題の解決は、”自己責任論ではない”ところからスタートする」と思っています。

もちろん支援のリソースには限りがある。だから「緊急度・優先度・重要度」の3つの軸を掛け合わせて、支援の順番を決め、一つずつ対処する、というのが課題解決の方法なのではないでしょうか。(あともう一つの重要な軸は、「創業者の強烈な思い・当事者意識」かな)

 

この「全ての社会課題の解決は、”自己責任論ではない”ところからスタートする」というのは、前職のNPOに居た時に出会った多くの社会起業家の方から学ばせていただいたことの一つ。

そしてSeattleに来てから改めて思いを強くしているものでもあります。

 

LGBT問題に限らず、多くの社会課題において皆が「自分の問題」とは切り離して、当事者の困難に寄り添えるようになったらいいなと思います。

シェアサイクル事業のパイロットプログラムがスタート!- 規制緩和とNew business

9月末にSeattleに戻ってきて、急激に目に付くようなったもの。それは「シェアサイクル(市民で共有する、レンタル自転車)」。

 

色鮮やかなシェアサイクルが町中の至るところに置いてあります。

f:id:ErikoKawaguchi:20171005103108j:plain

私が3月末にSeattleに来た時には無かったもの。それなのに急に複数社が同様のシェアサイクル事業に乗り出してきており、規制緩和でもあったのかなーと思っていたら、そのものズバリ。パイロットプログラムがスタートしていました。

seattle.curbed.com

 

そもそもSeattleは、「自転車を乗る」ことのハードルが高い街でした。(日本と比較すると)

例えば、

  • ママチャリは存在せず、1台6万円~するロードバイクが主流であること。(ちなみに中古自転車ショップを回った時は、”良いロードバイクを売る”店がほとんどで、逆に新車より高い、なんてこともありました。)
  • ヘルメットを被らなければならない
  • 駐輪場が主要なスポットに少ない(あったとしても、駐輪できる台数が少ない)

等々…。日本のように「ちょっとその辺に行くのに便利」という使い方ではなく、「自転車愛好家(もしくはスポーツ好き)が意識高く乗るもの」という位置づけでした。

 

それが今回のパイロットプログラムによって、大きく規制緩和されたポイントは「ヘルメットを用意する企業義務が外された」というポイント。ヘルメットを用意する義務は市民のほうに課せられたため、企業がこの事業に乗り出しやすくなりました。また、自転車をどこに乗り捨てても良いことになったため(安全の義務等、最低限のルールが定められていますが)、これによって「気軽な自転車」という新しいジャンルが作られつつあります。(自転車を持っていないSeattle市民は多いです。)

 

このプログラムでは自転車は「駐輪場」に返す必要はありません。自分が乗りたいところまで乗って、あとは放置。

だから、街の主要ポイントはこんな状況になっています。

f:id:ErikoKawaguchi:20171005104016j:plain

歩道のど真ん中に急に自転車が現れたり(笑)

f:id:ErikoKawaguchi:20171005104055j:plain

草むらに突っ込んでたり…

f:id:ErikoKawaguchi:20171005104143j:plain

これなんか、日本だったら放置自転車として撤去されそう。笑

全てのシェアサイクルにはGPS機能がついていて、管理会社はどこに自転車が置かれているのかを把握できます。壊れているものや、適切ではない場所に放置されている自転車は、24時間以内に管理会社が撤去すること、と定められているそうです。

f:id:ErikoKawaguchi:20171005105041j:plain

利用者はアプリで登録、支払い等を行います。

f:id:ErikoKawaguchi:20171005105123j:plain

ちょっと分かりにくいですが、スマホを装着する場所をセットしている自転車もあり(黒い部分です)、気軽なちょい乗りには持ってこい!です。

 

ただ、気軽で、自分の所有物でない分、自転車に対して責任を負わない、という負の面もありそうです。

実際に、「ワシントン大学駅の2階部分から、シェアサイクルが降ってきた」という事態に遭遇しました…(文字通り、2階から自転車が降ってきました。下に誰もいなかったのが幸い…)傾斜のある所に止めていて自然落下したのか、故意に落ちやすい場所に置いていたのかは定かではありませんが…。

 

今回のパイロット事業は今年の12月まで。既に他市でシェアサイクル事業をスタートしていた3~4社が参画しており、盛り上がっているように感じます。自家用車を持っていないので、個人的には使ってみたいなーーーと思います。

ソーシャルなギフト・Plastic wrapが不要になる魔法のpaper

Haruka Nagase さんの紹介で、サランラップが不要になる魔法のReusable paper「Etee」を購入してみることに。

 

Plastic wrap、便利で多様してしまっているのですが、元来クリアファイルが大嫌いだったり、サランラップも出来るだけ使いたくないと思っている派です。でも、完全にサランラップ断ちするのは難しい、、と思っていた時に手に入れたのがこれ。


REUSABLE | COMPOSTABLE | ALL NATURAL FOOD WRAP

 

洗って何回も使える上に(公式ページでは150回繰り返し使えるとされています)、水分を含んだ果物の表面もしっかり密閉してくれます。

f:id:ErikoKawaguchi:20170808105510j:plain

大中小の3種類入って約2000円。繰り返し使えて、何よりサランラップを使わずに済む!ということを考えるととってもお得。

f:id:ErikoKawaguchi:20170808104252p:plain

こんな風にお皿に被せて密封することも出来ます。

 

創業者はカヤック愛する人。美しい春の川でカヤックをしている時にプラスチックの塊を目にし、興ざめをしたのが世界のプラスチックごみ問題に目を向けるきっかけになったそうです。

f:id:ErikoKawaguchi:20170808105351j:plain

こんな風に野菜を包むことも出来るし、サンドイッチなんかもピッタリ。私は朝食用のチョコレートチップクッキーを包んで学校に持って行っています。食べ終わったら畳んで小さくすれば嵩張らない、優れもの。

 

もちろん、オーガニックコットンが原材料で、水をはじくために使われている油も全て天然由来のもの。寿命が来たらコンポストに入れると土に戻ります。

 

紙自体はしっかりしているので、自分の自由に形を創ることも出来るし、アウトドアでの紙皿の代わりになったら素敵かも。(間違って置き忘れてしまっても自然に還るし!)

 

日本にもあるのかしら。これからもSeattle(アメリカ)で発見したソーシャルなギフト、探していきたいと思います。

Seattleの市民性とLGBT Friendly & Black lives matter

どこに行っても「私の地域はこんな気質!」というお国自慢がありますよね。日本を例にあげると「礼儀正しく、静かで、綺麗好き」。そんな気質は(他の国と比べると)多くの人が持ってるものだなぁと思いますが、Seattleは「Progressiveである」というのが誰に聞いても「そうだね」と返ってくる市民性の一つです。

 

Progressive = 進歩的である、革新的である

 

という意味なのですが、「私たちは、伝統的な悪しき慣習に対して堂々と” NO!!! ”と言う!」というのがSeattle市民の誇りの一つ。

その一つの象徴的なものは「LGBT Friendly」。

Public Sectorもその意を分かりやすく表しています。例えば道路。

f:id:ErikoKawaguchi:20170802133037j:plain

全ての道路がレインボーカラーになっている訳ではありませんが、downtownに程ちかい、Capital Hillというエリアにおいて、レインボー横断歩道を見ることが出来ます。最初はPublic sectorがこうした取り組みを行うなんて信じられなくて半信半疑でしたが、地元の人に尋ねたら、「横断歩道が分かりやすくなることと、LGBT Friendlyの二つの意味を表すためにこうしてるのよ」と言われました。

 

その他にも、街中にある普通のペットフード屋さんの入り口にレインボーフラッグがかかっていたり、

f:id:ErikoKawaguchi:20170802132851j:plain

画材屋さんにもかかっています。f:id:ErikoKawaguchi:20170802132909j:plain

 

ここも何か特別な施設というわけではなくて、普通のレストラン。

f:id:ErikoKawaguchi:20170802132930j:plain

私が通うCommunity collegeにもかかっていました。 

f:id:ErikoKawaguchi:20170802132949j:plain

 

個人のお宅はどうかというと…レインボーフラッグを窓に掲げているおうちもあれば、↓こんな感じで可愛いミニフラッグを玄関先にかけているところもあります。

f:id:ErikoKawaguchi:20170802133003j:plain

 

もう一つ。Seattleに来て「Progressiveだなぁ」と思ったのはこれ。

f:id:ErikoKawaguchi:20170802133123j:plain

「Black lives matter」の看板。「黒人の命だって大事だ」とでも訳したらよいでしょうか。

視点をアメリカ全土に広げてみると、人種差別による事件が後を絶ちません。(特にアメリカ南部)。

私がSeattleに到着した時には、「非武装の一般市民(黒人)が警官に取り囲まれた末、警官によって射殺された」という事件がおきていました。その一般市民は、警官に取り囲まれ、車から降りて手を頭より上に挙げ、自分の車に手をついて非武装および従順の意を示していたにも関わらず、です。

まだまだ人種差別的な見えない偏見によって失われる命も多くあり、それに反発するかのごとく、「Black lives matter」の看板もSeattle市内のあちらこちらで見ることができます。

 

もう一つの看板は、黒人差別問題だけではなく、LGBTやその他の差別に対しても反意を表すもの。

f:id:ErikoKawaguchi:20170802133141j:plain

 こんな風に普通の家の玄関先においてあります。

f:id:ErikoKawaguchi:20170802133153j:plain

 もちろん、手作りしてるなんてことは無くて、ちゃんとAmazonで売ってます。

Black lives matterの方は$16.99(約1800円)

f:id:ErikoKawaguchi:20170808093422p:plain

Rainbow flagは格安で$4.62。

f:id:ErikoKawaguchi:20170808093427p:plain

 

downtownにも、LGBT centerがありますし、そもそもゲイカップルも沢山街中にいます。(そしてレズビアンとは言わず、女性同士のカップルもゲイと言ったりします。Policemenが男性しか指してないじゃないか!となって、Policeofficerと改称になっていますが、それと同様のことがLGBTの呼称にも起きているよう。)

 

「Love is Love」ですね。

 

「私たちはProgressiveである」と誇りに思うからこそ、旧来の価値観とは違う(そして旧来の価値観では虐げられてきた)事が表面化した時に、市民一人ひとりが「私は、新しい価値観を支持する」と強く表明できるのかもしれません。

 

市民性は市民一人ひとりが作る。

 

そんなことを体感しています。